婚約指輪の選び方デザインについての基礎知識
こちらのページでは、婚約指輪のトレンドやデザインの種類について詳しく紹介しています。指輪のパーツの名称や、どのデザインがどれくらい人気なのかを知っておくと、婚約指輪選びがまた一段と楽しくなりますよ。ぜひご参考になさってみてくださいね。
指輪のパーツの名称を知ろう
婚約指輪には実に多様なデザインパターンがありますが、その中からお気に入りのリングを見つけ出すためには、できるだけいろんな種類のものを見て知っておきたいですよね。カタログを見たり店員さんから説明を受けたりした際に、どこがどう違うのかをしっかり把握するため、そして希望するデザインを店員さんに明確に伝えるためにも、まずは指輪のパーツの名称を知っておきましょう。
- センターストーン(中石)
- 指輪の中心に飾る石のことで「メインストーン」とも呼ばれます。婚約指輪の場合、センターストーンは基本的にダイヤモンド。そしてこの主役となる石の脇に飾られる石は「サイドストーン」と言い、ダイヤ以外の石も使われます。
- マウント(石座)
- 石を固定し、傷つかないよう守るという役割を持った台座のことです。石と指輪をつなぐ部分であり、このデザインによって指輪全体の印象も変わりますが、マウントを使わずに石を固定するデザインもあります。
- ブロング(爪)
- マウントに固定されて石を支える役割を果たす爪のような形の部分。6つ爪、4つ爪などの本数、あるいは爪の高さにもいくつか種類がありますが、爪が石を覆う部分が少ないほど固定する強度が弱くなる一方で、より石の輝きを目立たせることができます。
- シャンク/ショルダー(肩)
- センターストーンを支えるブロングが固定されたマウントと指輪のリングの部分(アーム)をつなぐ部分をシャンクまたはショルダーと言います。
- アーム(腕)
- 指輪の円形の部分でシャンク(ショルダー)以外のところはアームと呼ばれます。アームの厚みや幅によって高級感やカジュアル感が醸し出されるためデザインを左右する重要な部分であり、また指輪の強度や指なじみを決定するパーツでもあります。
婚約指輪のデザイン
婚約指輪の多種多様なデザインには基本となるパターンがあります。各デザインパターンがどのようなものなのかを把握しておくことで、好みのデザインを探しやすくなります。以下に4つのデザインパターンをご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。
- ソリティア
- センターストーンにダイヤモンドを1粒だけセットした、最もシンプルで定番、そして婚約指輪としては王道のデザインです。ブロングがあるタイプと、ブロングなしでマウントやアームに石を直接埋め込むタイプがあります。
- メレ
- センターストーンの脇にメレダイヤと呼ばれる0.02〜0.03ctの小粒のダイヤモンドをあしらったデザイン。ソリティアよりも少し華やかでかわいらしい印象になり、ファッションリング感が強くなります。
- パヴェ
- フランス語で「敷石」を意味するその名の通り、アームにメレダイヤを敷き詰めたデザインで、ゴージャスでありながら意外にもカジュアルな服装にも合わせることができるのが特徴です。
- エタニティ
- 同じサイズの石をリングの周囲に並べたデザインで、ダイヤモンドが途切れることなく続くことから「永遠の愛」を意味します。パヴェと同じくゴージャスな印象ですが、同時に高級感や格式を醸し出すデザインとも言えます。リングの半周分にのみ石を並べた「ハーフエタニティ」と、一周並べた「フルエタニティ」があります。
婚約指輪の人気デザインランキング
「ゼクシィ結婚トレンド調査2018調べ」によれば、全国でダイヤの婚約指輪を購入した人のうち、「ソリティア」デザインを選んだ人は45.8%、「メレ」は40%、「パヴェ」は7.9%、「エタニティ」は4.9%でした。
やはり、「婚約指輪と言えばこれ!」という王道デザインであるソリティアとメレが、全体の8割以上を占める結果となっているんですね。